
老舗の誇り ─ 懐かしいおかき
はじめに
夕方の台所で淹れたお茶と一緒に、祖母がそっと差し出してくれたおかき。香ばしい香りと、パリッとした歯ごたえが今も心に残っています。
老舗の甘くない、懐かしい お菓子は、どこか安心感と温もりが漂います。
創業以来90年以上続く日乃本米菓製造は、そんな“記憶の味”を今に伝える存在です。今回は、老舗として守り続けるおかきの魅力を、懐かしさとともにお伝えします。
老舗のおかき ─ 歴史が育んだ一粒
当社が大切にしてきたのは、いつの時代も米と真剣に向き合う姿勢です。職人が磨き上げてきた技と、受け継がれてきた知恵は、長い年月を経ても変わらず一粒に込められています。その積み重ねが生む味わいは、他にはない存在感を放ち、まさに“老舗のおかき”と呼ぶにふさわしいものです。
懐かしいお菓子が呼び覚ます記憶
おかきは、単なるお菓子以上の力を持っています。
・醤油の焦げた香りに、祖母の家のちゃぶ台を思い出す。
・パリッと弾ける音に、放課後の駄菓子屋を思い出す。
・素朴な塩味に、両親と囲んだ夕食後のお茶時間を重ねる。
「懐かしいお菓子」とは、味覚を通して心に残る思い出を呼び起こす存在です。当社のおかきもまた、食べる人の記憶を優しく揺さぶり、心をほっとさせます。
贈り物としての価値 ─ 技・水・米が紡ぐ物語
当社のおかきが贈り物として選ばれる理由は、その一粒に込められた「技・水・米」の力にあります。
・技:火加減や揚げ加減を見極める職人の感覚。代々受け継がれてきた技が、香ばしさや歯ごたえを決めています。機械では出せない“職人の勘”が、一粒の奥深さを支えています。
・水:関東随一と称される那珂川水系の清らかな水が、生地作りを根底から支えています。その澄んだ水が生む食感と後味は、他に替えのきかない上質さを与えてくれます。
・米:厳選したもち米を自社で精米し、削りたてを仕込みに使用。米本来の甘みと香ばしさが重なり、噛むほどに広がる滋味を形づくります。
「贈った相手に喜んでもらえるだろうか」という不安を払拭し、確かな品質と物語を届けられる。それが、日乃本米菓製造の老舗おかきです。